news 毎日新聞 2012年4月15日 <日蘭交流>歩いて出島を目指す 大分・黒島を出発
毎日新聞 2012年4月15日 の報道です。
<日蘭交流>歩いて出島を目指す 大分・黒島を出発
毎日新聞 4月15日(日)19時49分配信
1600年にオランダ船・リーフデ号が漂着したとされる大分県臼杵市の黒島から長崎市の出島までの約500キロを歩くイベントが15日始まった。日蘭両国の交流を深めるのが狙いで、横浜市の北山雅治さん(69)とオランダ人3人(59~63歳)の計4人が中心となって黒島を出発した。各地のウオーキング仲間らの協力を得て福岡県行橋市や佐賀県唐津市などの旧街道を通過し、オランダ商館が置かれた長崎県平戸市に30日、出島には5月6日に到着する予定。
1609年、平戸にオランダ商館が開設され、正式通商が始まった。通商400年を迎えた09年に、平戸-東京・日本橋間約1000キロを踏破する「江戸参府ビッグウオーク」(両国政府公認)を開催。昨年には平戸市にオランダ商館倉庫が復元され、ビッグウオークに参加した4人が今回、企画した。
この日は、地元の6人も加わり、約21キロを歩いた。出島までの交流の様子はブログ(http://bigwalk2012.at.webry.info/)で紹介する。
北山さんによると、江戸参府ウオークの際は数千人と交流したといい「一緒に歩かなくても声を掛けてもらえるだけでも交流です」と話した。【古田健治】
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